Vol.131「負けず嫌い」1年 屋木俊也
はじめまして、B類保健体育の屋木 俊也です。
この度部員ブログを書かせていただくということで、軽く自己紹介をさせていただきます。
千葉県出身です。生まれた頃からサッカーボールが家に転がっていた我が家は、サッカー一家でした。日本代表戦は家族全員で応援していたのを今でも覚えています。
小学校・中学校は地元のクラブチームでサッカーをし、高校は鹿島アントラーズユースに入ることができました。2年生の武沢先輩とは高校時代に出会い、今年で5年目になります。「走り」のときにいつも競っていたのが懐かしいです。
それでは本題に移らせていただきます。
知っている人はおそらく少ないと思いますが、私は小学校時代は県ベスト64、中学校時代は千葉県リーグ2部で戦っている選手でした。そんな私は、セレクションを経て鹿島アントラーズユースに入団しました。
最初はゴールも決め、上手くいっていると思っていました。でも次第にじぶんの実力のなさが周囲にバレはじめると途端に何もできなくなりました。自分のやりたいことが全くできない。全くです。皆さんにはそんな経験がありますか。
同期は全国3位、1つ上の代は全国1位。そんな中に県2部の選手がポンと放り込まれた状態です。
最高の環境が周りにある状態で、ここに来るべきではなかったと自分の部屋で、一人悩んだのを覚えています。
その状況を打破してくれたのが、「負けず嫌い」でした。小さい頃からサッカーをしていたお陰で、うざがられるくらい負けず嫌い(笑)だった私は諦めそうになっても気持ちを奮い立たせて毎日グラウンドに向かいました。
たとえ世代別日本代表だとしても、全国の舞台で活躍したことがあるやつでも、負けたくなかった。サッカーの部分は毎日毎日食らいついていくしかなかったけど、その分得意な走りだけは誰にも負けてはいけないと考えて、いつだって先頭で走っていました。
そしてプレミアリーグEAST最終戦。VS流通経済大学付属柏高校。人生で初めてプレミアのピッチに立つことができました。自分に与えられた時間は25分。0-0の試合を俺が勝ちに導く。なぜかそれができそうな気がしていました。
そして78分。右サイドからのクロスが上がりました。体が勝手に動くような不思議な感じでした。
湧き上がる歓声、駆け寄ってくるチームメイト。試合は1-0で勝ち。最高の気分のまま夕方の練習試合に向かいました。(笑)
「ドラマみたいだね」この話を聞いた友人は言いました。たしかにそうかもしれません。でもドラマでは終わりたくない。自分の目標のためにはもっと多くの試合に出て、点を取る必要があった。でも高校時代にそれを成し遂げることはできませんでした。だからこそ大学ではリベンジしたい。終わりよければ全て良しじゃダメなんです。
昨年の関東リーグ降格は、高校時代と同じように外から見ているしかありませんでした。今年こそは、チームの力になれるように尽力していきたいです。
長く拙い文章でしたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。
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