Vol.120「頑張っぺよ」1年 栗原巧太郎
今回初めて部員ブログを書かせていただきます、生涯スポーツ1年GKの栗原巧太郎と申します。
こういった場所で皆を笑わせるようなことを言えるほど面白い人間でもないし、自分の考えを言葉で表現するのも苦手なので今回は簡単に自己紹介をしたいと思います。
僕は魅力度ランキング最下位を誇る茨城県の県庁所在地水戸市で2000年8月に生まれました。ちなみにタイトルの「頑張っぺよ」はゴリゴリの茨城弁です。こんなにダサい方言他に聞いたことないですが、東京に来て思います、「茨城っていいとこ!」そんな近郊農業王国茨城で真夏に生まれたせいか、夏が旬の野菜や果物が好きで、その中でも茨城県の名産スイカが大好物でした。スイカばかり食べていた僕は、夏になる度に顔がスイカのように大きく成長し、許容範囲を超えたサイズにまでなってしまいましたが、ある先輩が大きな顔を活かしてビッグセーブを連発する姿を見て、初めて大きな顔の利点に気が付きました。顔デカ万歳!
そんな僕がサッカーを始めたのは小学校1年生の夏。誕生日プレゼントとして兄と同じサッカー少年団に入らせてもらいました。小さい頃から目立ちたがりで他人と違うことをしたかった僕はすぐに、一人だけ手を使えるポジションがあることに気が付きました。そう、ゴールキーパーです。自分がいなければ入ってしまうはずの敵のシュートを、皆が使えない手を使って止める。その楽しさにとりつかれてしまったようにそれから僕は今までGKだけをやってきました。
中学生のときは水戸市内最弱校でサッカー部に入り、スタメンのうちサッカー経験者が自分を含めて3人という環境でのびのびサッカーをし、高校生のときは県内有数の自称進学校でサッカー部に入り、テストの赤点ギリギリを超えたり超えなかったりしながらそれなりにサッカーをしてきました。そんな自分はこのチームの人たちが経験したことのあるような高いレベルでのサッカーを経験したことがありません。この大学には、センター試験で点数を稼ぎ、実技試験は生涯スポーツ内ほぼビリの成績でギリギリで合格して入学しました。
決して環境のせいにするわけではないですが、今まで努力という努力もせずに、レベルの低いサッカーしかしてきていない自分は、確実にチームで1番下手で強みのないGKです。周りの人たちの上手さに驚くばかりで、今のところチームに貢献することも、Bチームの正ゴールキーパーの座を脅かすことさえもできていない自分ですが、このまま終わるつもりは毛頭ありません。もうすぐ自分も2年生になり、後輩も入ってきて
ますますチーム内の競争は激しくなると思いますが、自分の目標は入部したときから変わらず「学芸の正GKになる」です。下手クソが何を言ってるんだと笑われるであろうことは承知ですが、周りの目なんか気にしてる場合でもないので、必死にがんばっていきます。そして最後にはいつも僕のことをやりたい放題イジってくる大切な仲間たちと一緒に関東リーグのピッチに立ち、最高に楽しいサッカーをしたいと思います。
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