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Vol.119「勝利に導く」1年 橋本柊哉

部員ブログは初登場になります。

E類生涯スポーツの橋本柊哉です。

ポジションは左SBとCBです。

今日から新2年生のブログのスタートです。前に先輩達がブログを更新しているので、是非そちらもご覧下さい。


軽く自己紹介させていただきます。

千葉県出身で、毎日1時間30分以上かけて通学しています。大変です。電車キツいです。

高校は市立船橋高校出身です。こんな私が市立船橋という強豪であり、伝統のあるチームで3年間サッカーをやらせていただきました。今回は高校時代を振り返って、昨シーズンの反省と今シーズンの目標について書いていこうと思います。


市立船橋での3年間は、決して楽な物ではありませんでした。小、中と特に実績も実力も無かった私が、たまたま縁があり、市立船橋の門を叩く事になりました。当時の私はとにかく不安でした。実際に入部して活動が始まって、私より遥かに上手くて強い選手ばかりで、正直ついていくのでやっとでした。一瞬でも気を抜いていたら競争から振り落とされる、そんな厳しい世界でした。そんなレベルの中でサッカーをやっていて、少しずつ成長していき、トップチームに上がる事ができました。練習の強度や、レベルが数段上がった中でドリブルの長所を活かしつつ、とにかく私より格段に上手い周りの選手にくらいついて行くうちに、自然と対人などの守備のベースが高くなりました。そして縁があり国体にも選んでいただき、充実し過ぎた1年でした。2年目は様々な経験をする事ができました。CBとしてスタメンで使っていただき、早生まれの国体と世代別の日本代表に選ばれ、本当に素晴らしい経験をする事ができました。この時は試合に出れて代表にも行けて、そんな自覚はありませんが、満足してしまった私がいたのかもしれません。ただ全力で自分の事をやる事で精一杯で周りが見えていなかったのかもしれません。そのくらい私には余裕が無かったし、周りを動かす力がありませんでした。結果チームは最弱と言われ、その理由はCBで試合に出ていた私のせいでした。その年の1年間は全くと言って良いほど試合に勝つ事が出来ませんでした。試合に出れる事は嬉しかったけど、チームは勝てなくて、たいして実力も無く代表に呼ばれた自分を批判する声は多く、ネットなどの批判を見たり、経歴に釣り合わない私のレベルの低さやギャップに嫌気がさし、本当に辛い思いをしました。でも私自身が1番そのギャップの差に自覚していました。3年生では2度代表に呼んでいただいたり、良い経験はできましたがなかなかチームでの試合に出れず苦しいシーズンでした。私はチームにいなくていいんじゃないか、サッカー辞めたいな、とすぐにネガティブな方向にベクトルを向けてしまいました。チームの勝利の為に何も役に立てないまま、チームは良い方向に進んで行き、どこか取り残された感じがしました。もっと個人としてできるんじゃないか、まだチームとして私がやれる事があるんじゃないか、と試合に出れない期間考え続け、そして最後の選手権が始まりました。怪我人が出て本職の左SBで試合に使っていただき、準決勝でゴールを決める事ができました。決勝は負けてしまったけど、今まで腐らずに頑張ってやってきた事が少し報われたのかな、そんな気がしました。


そして色々な経験を乗り越えて私は東京学芸大学蹴球部に入部しました。

私は高校時代の練習環境とのギャップに長い間悩まされて続けました。正直に言うと高校時代と比べて競争が少なく、どこか本気でサッカーに打ち込めていない私がいました。本当にこのままここでサッカーを続けてて良いのかと思う事が多かったです。ほぼCBと左SBで全試合に関わらせていただいたにも関わらず、私は高校時代と何も変わっていなかったです。周りは色々な環境でやってきて、今を全力でプレーしている仲間たちがいる中で、私は自分さえ良いプレーできればいいとチームの事は何も考えずに1年間プレーをしていました。その結果チームは関東2部リーグ最下位で東京都リーグへの降格が決まりました。本当に無力でした。今年1年個人としてはコンディションも悪くなく、普通にプレーはできたと思っています。それでもチームは勝つ事ができませんでした。もっとチームの為に貢献できる事があったのではないか、トレーニングから周りに高いレベルを求めてチームとして切磋琢磨してやっていく事ができたんじゃないか、周りを動かしてリーダーシップを持って良い方向に引っ張って行く事ができたんじゃないか、降格が決まった後はそのような後悔ばかり思い浮かびました。


なので今年1年間私は個人の目標を建てました。


「チームを勝たせる選手になる」


「試合で目に見える結果を残す」


今思えば小、中、高からずっとそうでした。周りには私よりも上手い選手だらけでついて行くのにただただ必死で、周りに任せていただけで、普通にチームに所属して、普通に試合に出ているだけの選手でした。チームに所属しても何も影響力のない選手でした。むしろチームを敗北に導いた疫病神だったのかもしれません。でもいい加減変わらないといけないと自覚しました。おこがましいかもしれませんが、私がチームを勝利に導く位の気持ちで、チームの活動は始動しているので日々の練習からやっています。チームを勝たせる為にも個人として試合で目に見える結果、つまりゴールやアシストや無失点で勝つ事です。昨シーズンは個人の結果はゴール0、アシスト1でチームでの総失点はリーグを通して40失点以上と、全くと言って良い程チームへの貢献度が低い結果となりました。なので今年1年間守備の絶対的なベースの部分は守りつつ、たくさんアシストして勝つ、または自分でゴールを決めて勝つ、くらいの気持ちでプレーしていきます。


最後に、関東リーグ昇格はそんな甘い目標ではないし、今年1年間非常に厳しい戦いになると思うけど、個人としてはゴールでアシストで結果を残して、チームとしては関東リーグに昇格できるように切磋琢磨して頑張って行きましょう。


長く拙い文章でしたがここまで読んでいただきありがとうございました。これからも学芸大蹴球部の応援を宜しくお願い致します。



勇往邁進


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