Vol.73「生き残る」1年 小菅将仁
はじめまして。この度、2年宮川滉大君からご指名いただきました、1年B類数学専攻小菅将仁です。部員ブログには初めての登場となりますので簡単に自己紹介させていただきます。
出身は埼玉県越谷市ですが中学高校と東京都板橋区にある城北中高に6年間通いました。6年間男子校です。めちゃくちゃ楽しい6年間でした。このことを言うと先輩方によくバカにされますがなぜなのか全くわかりません。好きなことは歌うことです。十八番はB'zのウルトラソウルです。知ってる人は今度一緒に歌いましょう。ウルトラソウッ!
また、私は普段部員ブログの更新を担当しており、担当者に書いてもらったブログをウェブ上にアップし、ツイートしています。そちらにも注目していただければ大変嬉しく思います。
前置きはこの辺にしてそろそろ本題に入ろうかと思います。このような文章を書くのは苦手ですが、最後まで読んでいただきたく思います。
「数値で表されるような能力だけでサッカー選手としての価値が決まるわけではない」
これは先日私が高校時代の恩師である城北高校サッカー部の監督から受けた言葉だ。サッカーのゲームでは選手の能力を数値化することが多々ある(スピード90、ドリブル85など)。しかし、メンタルの強さ、精神力、チームの雰囲気をよくする力などは数値にならない。私は高校時代、チームで1番声を出し、チームを鼓舞してきた。それは自負している。それがチームにおける自分に与えられた最大のタスクだった。
一度、高校時代にも同じようなことを考えたことがある。
高2の冬、私は骨折をして5ヶ月間離脱した。高3の夏に戦線復帰をしたが思うようにはプレーできず、スタメンから外れる日々が続いた。
そんな時、監督は私を新たなポジションで使ってくださった。当時の私は疑問で頭がいっぱいだった。
なんで技術があるわけでもない僕を使ってくれるんだろう。自分には何を求められているのか。
考え続けた結果、私はやはり精神力を買われているという結論に至った。技術はないが、そういう部分でチームに貢献していこうと思った。
大学に入り、今までよりも遥かに周りのレベルが高くなった。特に初めの頃は自分の技術の無さを痛感し、周りのことを気にする余裕がなく、全く声なんて出せなかった。正直部活もあまり楽しくなかった。
最大の転機は10月6日の国公立大会決勝一橋大学戦。相手の方がサッカーのレベルは高かったかもしれないが3-0で勝利して優勝した。この試合、普段は私より先に試合に出ているために一緒にプレーすることのない3年岩田俊太朗とたまたま同じピッチに立った。彼は普段から常に声を張り上げているが、この試合では私が声を切らしていると
小菅、声出し続けろ!
としつこいくらいに声かけをされた。試合後、彼にはこう言われた。
「自分がこのチームにおいて、どの部分で1番になるのかを考えろ」
と言われた。そのとき、ふと思い出した。自分も高校の時は声を出してみんなを元気づけるところでチームで1番だったんだと。
タイトルにもしたが、このチーム、この世界で生き残っていくためには何かの特徴が必要だ。しかし私は際立って技術があるわけでもなければサッカー偏差値が高いわけでもない。サッカープレーヤーである以上、サッカーのプレー面で特徴を身につけることも必要であり、努力していこうと思う。しかし私の最大の特徴はやはり精神力だ。まだまだ足りないが最近は以前よりチームを活気づける声が出せている。これからその部分をもっと磨いてチームに貢献していこうと思う。
長々とまとまりのない文章になってしまいましたが最後までお読みいただきありがとうございました。
明日からは引退を間近に控えた4年生による、卒業ダイアリーです!!!
毎年後輩を感動させる卒業ダイアリーがいよいよ明日から始まります!
大事な1人目は寺田知弘君です!
関東リーグでコールリーダーを務めるなど、愛されキャラの寺田君が最後にブログに綴りたいこととは…。
ぜひご覧ください!!!
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