人命救助により東学大蹴球部部員へ感謝状
感謝状を受け取る (左2番目から)五十嵐康平選手、小野隼平選手、瀧口敏広選手
4月15日に行われたサッカーのシニアの大会で意識を失い倒れた男性を救助したとして、21日、東京学芸大学蹴球部部員の3年小野隼平選手、2年五十嵐康平選手、2年瀧口敏広選手が東京消防庁より感謝状をいただきました。
3人は審判としてシニアの大会に参加。第2試合に出場するためにアップをしていた男性が倒れたため、小野選手と五十嵐選手が交代で心臓マッサージを行い、男性と同じチームの選手が人工呼吸を行いました。その間、瀧口選手はAEDを取りに行き、AEDを使用してしばらくすると男性の意識が戻り始め、到着した救急隊の方に処置を引き継ぎました。
男性からはお礼の言葉をいただき、消防署の方からもお礼の言葉と、ぜひこの経験を活かしてもらいたいとのお言葉をいただきました。
3人からのコメント
3年 小野隼平選手
初めに倒れている人がいると聞いた時は非常に驚き、何をすればよいかわかりませんでした。しかし、一刻を争う状況だったので、まず自分を落ち着かせ、その場に駆けつけた方々と役割を分担しながら、迅速な対応をとることができました。駆けつけた方々でうまく連携をとることにより、今回の救命に繋がったと思います。なにより男性の命をお救いできたことが本当に良かったと感じています。私は自動車学校や学校の授業で心肺蘇生法を学んでいましたが、それがどれほど大切なものなのかということを改めて実感しました。 この経験を自分のこれからの生活や蹴球部の活動に還元していければと思います。
2年 五十嵐康平選手
驚きましたが勇気を持って行動できて良かったと思います。ご本人の元気な姿を見て安心しました。
2年 瀧口敏広選手
冷静に対応することができて良かったです。