Vol.106「自覚と覚悟」2年 上加世田達也
日頃より大変お世話になっております。
今回ブログを担当します、2年E類生涯スポーツコースの上加世田達也です。
今年は母校の國學院久我山高校が全国高校サッカー選手権に4年ぶりに出場し、開幕戦でインパクトを残しベスト16まで進出。また、箱根駅伝では、國學院大學が3位と、お正月から「國學院」という文字をよく目にし、刺激をもらい、今季頑張っていこうと強く思っているところです。
早速ですが、本題に入りたいと思います。
昨季は降格を経験し、今季は新たな舞台でリーグ戦を戦っていくことになりました。応援してくださる方で、1年でまた復帰できる、と思う方もいらっしゃると思いますが、私自身相当険しい道のりになるのではないかと思います。
皆さんの中では関東リーグから降格してきた私たちが強いという感覚になるのではないかと思いますが、サッカーは強いチームが勝つのではなく、勝ったチームが強い、というあれです。
勝負事では、敗北の理由に「慢心」「情報不足」「思い込み」があるというのを聞いたことがあります。この1つ目の慢心にあてはまります。
勝利を求めるためにこれらの要素をつぶしていく必要があります。
慢心をなくすために気を引き締める。ミスに対して檄を飛ばす。仲間を叱咤する。喝を入れる。時には監督やコーチに入れてもらう。
情報不足をなくすために、スカウティングを行う。分析をする。全員に共有する。ミーティングを繰り返し行う。
「これでいいはずだ」という思い込みをなくすために、細かい部分にまで突き詰める、確認ごとややるべきことを自分自身に問い詰める。
他のチームも変わらずこれらと同じことをやっています。そのなかで週末に試合で勝敗を競い合います。1つの勝利には最低限これらの要素がかかわっているので、そう簡単に復帰できるものではないと強く思い、またブログを書きながら私自身改めてそう感じています。
少しタイトルとそれてしまいました。タイトルにしました自覚と覚悟は今季の私の思いです。昨季セットプレーで何失点してしまったでしょうか。逆に私たちはセットプレーから何得点できたでしょうか。セットプレーから得点になる確率はわずか2~3%ほどであるといいます。
ただ私たちはその確率より多く失点し、その確率より少ない得点数ではないでしょうか。セットプレーでは私がほとんどすべて関わってプレーします。攻撃のセットプレーでは相手ゴール前まで上がっていき、ターゲットになることも多いです。また、守備時には相手の中心となる選手をマークすることがほとんどです。私のマークで失点に関わったときはもちろん悔しいですが、私以外のところで失点した時は悔しさと共にマークじゃなくてよかったという気持ちが芽生える事も嘘ではありません。
攻撃時には、今のは狙いが違った、おとりになってスペースを作った、ボールと合わなかったと、言い訳が浮かんできます。
俺が抑える、俺たちが抑える、俺が決めてやる、と自覚が足りなかったと反省しています。
また、昨季DFラインを1,2年生だけで形成していたのが何試合かありました。上級生は怪我でメンバーから外れ、DFラインを引っ張っていくのは私の仕事であったし、周りからもそういわれることが何度かありましたが、いつものように心も頭も、いかにも冷静かのように見せかけてプレーしていたのを思い出します。
今思えば、ただただ自覚が足りなかったのです。たられば、ですが自覚をもっと持ってプレーしていたら、結果が変わったかもしれません。
自覚を持ち、それを覚悟に変え、あと309日後に昇格をつかみ取るために頑張っていきます。
冒頭で書いた刺激を受けて頑張っていきたい、というものですが、皆さんも新年となった今、何かに向けて頑張っていきたいと思っていることでしょう。
しかし、この気持ちは、悔しさを忘れずに持ち続けるのと同じくらい維持するのは難しいものだと思います。ですが、この気持ちを継続して持つことによって、それが力となって効果をもたらしてくれると信じて一緒になって頑張っていけたら良いですね。
最後に成人式でちやほやされとてもテンションが高かったT野君。大事なのは「今」です。降格を経験したからこその今、小学生、中学生の頃より自分を磨き、何十年後かの同窓会でもっと楽しい会にしてみてはいかがでしょうか。
以上で終わらせていただきます。最後まで読んでいただいてありがとうございます。
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