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Vol.114「本気と価値のある失敗」

平素よりお世話になっております。

今回部員ブログを担当させて頂く2年E類生涯スポーツコースの荒川滉貴です。


このブログを書く1週間くらい前に1ヶ月間考え抜いて書いたブログが完成したのですが読み返してみると何を書いているのかさっぱりだったので全部消して書き直しました。

皆さんの中にはこのブログを読んで(書き直したのにこのクオリティ??)と驚く方もいるとは思いますが優しい目で読んでいただけると嬉しいです。


いきなりですが、皆さんは何かに取り組み、そして失敗をしたことがありますか。

ほとんどの人がハイと答えることだと思います。もちろん私もです。

私の好きな漫画にこんな言葉があります、

失敗を前向きにとらえるのは「本気でやった場合に限るよ。本気の失敗には価値がある。」

これは宇宙兄弟に出てくる難波六太の言った言葉です。「本気の失敗には価値がある」そんなの当たり前じゃんと思う人もいるかもしれませんが、もう一度考えてみてください。あなたがした失敗それは本当に本気でやった結果の失敗ですか。


例えば学校で悪い成績を取ってしまった人がいます。これは失敗です。しかし、この失敗には種類が2種類あります。1つは授業の出席率は悪く、テストも勉強しないで悪い点を取り成績も悪かったという失敗。もう1つはしっかりと授業に出席して、必死に勉強をした上でテストの点が悪く成績も悪かったという失敗。


同じ失敗であってもそこに対してどれだけ本気で取り組んだかによってそのあとに得られる学びというものは大きく変化してくると思います。


前者の何事にも本気で取り組まなかったという場合に得られるものはほとんどないと思います。あるとすればもっと真剣に取り組んでいればという後悔やまぁしょうがないかというような感情だと思います。

一方で後者の本気で取り組んでいた場合に得られるものは多くあるはずです。例えば、今回はこのやり方で失敗したから次はこうしてみようという考え方やこの勉強方法は自分にはあってないのかなというような発見があります。


というように失敗は失敗でも「本気で取り組んだのか」というのが失敗の価値というものに大きく関係してきます。


これはサッカーにもおいても言えることです。


サッカーにおいて失敗はたくさんあります。失敗というかミスの方が正しいですね。ミスといっても1つのプレーのミスであったり、試合で負けてしまったというようなことも一種のミスと言えるのではないかと私は思います。そのミスにしてもそこに至るまでの過程(プロセス)そしてそのプレーや行動に対してどれだけ本気で取り組んだのかというのがその後の成長にとても重要になってきます。


では本気とはなんなのか。何をもってして本気というのか。


これはあくまで僕の考えですがそれは自分自身が後悔しないように全力でそして持てる力の最善を尽くして取り組めたのかということだと思います。


このように考えた時に私はまだまだ本気でサッカーに向き合えていなかったなと感じました。


昨年チームが関東リーグから降格することが決まった時に私はたくさん後悔しました。

もっとこうしておけばよかったとか色々考えしまっています。

自分では本気でやってるつもりでもまだまだ本気で向き合いきれてなかったのかもしれません。


そうならないためには1日1日を全力でそして本気で取り組んでいくしかないと思います。1日でもこのくらいでいいやという日があればそれはミスした時に後悔につながります。だからこそ体を休めるという日であっても休むということに関して本気で向き合うことが必要になってくるのかもしれません。本気というのは=大変なことということではありません。自分にとって最善で、そして後で後悔はしないと言えるような行動をすることだと思います。

その中でもちろん結果としてミスが起こることはあります。しかし、その本気で取り組んでる時に起こるミスは必ず自分を強くしていく糧になっていくと思います。


失敗は成功のもと。


この言葉にそれが全て詰まっていると思います。


関東リーグ復帰という成功を手に入れるために、価値のある失敗を積み重ねる。もちろん失敗をしないで成功だけを積み重ねることが一番ですが人なので失敗はします。しかし、その失敗に腐らず、本気で向き合い続けることができれば絶対に成功は手に入れられると思います。


だからこそ、これからは本当の意味でサッカーに本気で向き合っていきたいと思います。



ちょっとした余談ですが、このブログを書く時にずっと半谷くん(半谷陽介/Umass)の顔浮かんできました。

半谷くんという大先輩は常に学芸のことを気にしてくれています。そして、この前、一緒にご飯に行った時には何度も本気でサッカーしたいんだろ??と言っていました。その影響を受けてこのブログを書いちゃっているかもしれません。


半谷くんはブログに名前が出るとすごく嬉しそうにしているのでこのブログを読んだ今きっと喜んでくれていると思います。(読んでないかもしれませんが)


そんな大先輩にいい報告ができるように頑張っていきたいと思います。



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