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Vol.118「それぞれの道で」2年 鵜養修平

こんにちは。

今回、部員ブログを担当する2年鵜養修平です。

私はブログ係として、2年生のブログを毎日更新する役割を担っていました。

みんなそれぞれの個性が表れていて、非常に面白く、読み応えのあるブログばかりでした。もしまだ読んでいない人には是非見返して読んでもらえると嬉しいです。


では、本題に入らせていただきます。




年末年始は色々な出来事があった。


久しぶりの兄との再会。医者になるという幼い頃からの夢を現実的なものとし、常に私に刺激を与え続けている。


高校の初蹴り。同期と再会し、それぞれの近況を語り合った。大学でサッカーを続けている仲間もいれば、サッカーを辞めて別の道で歩みを進める人もいる。でも、それぞれの道でみんな頑張っている。


成人式と同窓会。久しぶりに中学校の同級生と再会した。本当に楽しかった。お世話になった先生や友達には「これからもサッカー頑張れよ」という風に声をかけてもらった。みんな大学、仕事、恋愛と、各々が様々なことに挑戦して楽しんでいる。中には柔道で東京オリンピックを目指している人もいる。


大学でサッカーをしている私だが、視野を広げてみれば各地でたくさんの人がそれぞれの道で努力していた。



そしてつい先日、今年初めての練習試合で高校の同期が所属する専修大学と対戦した。

これまで2試合やって運良く同じタイミングで出たりしていたから、今回はどうなのか楽しみにしていた。


お互い2本目の途中でメンバーを大幅に入れ替える試合展開。

彼は1本目から出場し、1ゴールを決めてしっかり結果を残していた。前日に高校選抜からゴールを決めていたから2試合連続ゴールということになる。相変わらずのキレで何度も学芸ゴールを脅かしていた。


それに対し、私は2本目の途中からの出場。

個人的にミスが多く、チームも終了間際の失点で敗れた。


私の心の中で思ったのは、「昨シーズンから何も変わってない」という不甲斐ない気持ち。いや、「高校の時から何も変わってない」という気持ち。


ミスを人のせいにする。

高校の時も、ミスをして監督に怒られたことに対して素直に向き合うことを怠っていた。


誰かがやってくれるだろうという人任せな考え。

高校の時は彼に頼りっぱなしで、いざ彼が怪我をした時は攻め手を欠いたことを思い出した。


もうそんなことはしていられない。気づけば3年生、上級生になる。チームを引っ張っていく、プレーで示していく立場。今の私にそんなことできるはずがない。



試合の後、2人でご飯に行った。

他愛もない話をしたり、お互いのサッカーの話をしたり。楽しく会話する中でも、彼にますます劣等感を感じた。


「パスとトラップの練習はチームとしてもこだわってやってるから、そこは大学に入ってから伸びた」

「これからプロと練習試合あるよ」


私よりも優れた能力を持つ彼が私の何倍ものスピードでどんどん前に進んでいく。高校の時よりもさらに進化する彼の姿はたくましかった。


帰り際に「頑張れよ」と声をかけた。今思うと何か負けを認めたような気がしてめっちゃダサい。


目の前で明らかな差を見せつけられたことで、このままじゃダメだと強く感じた。


彼はもちろん、先述したように私の周りで頑張っている多くの人たちに刺激を受けてばかりな私。


周りどうこうじゃなくて、自分のペースでやっていけばいい、なんて甘いことは言っていられない。


もっともっと追究して、成長していくこと、その成長のスピードを上げていくこと。


今シーズンは私も周りのみんなに刺激を与えられるような存在になれるように。いや、なる。


私のような凡人にとって、1日1日の練習が試合に出るための大切なアピールの時間であり、闘いの場所。みんなと切磋琢磨しながら、死ぬ気で勝ち取りにいく。そして、何としてでも関東の舞台に復帰する。



最後まで読んでくださり、ありがとうございました。



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