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Vol.126「必要は発明の母」1年 小川智輝

こんにちは。

お久しぶりです。

学生トレーナー1年の小川智輝です。前回のブログで自己紹介をするのを忘れていたので手短に自己紹介を。僕の出身は新潟県の長岡市というところです。花火が有名なあそこです。程よく田舎で程よく都会な感じはなんとも言えない住み心地のよさです。また学生トレーナーになる前はプレイヤーとして約9年間サッカーをしていました。


さてそろっと本題に移ろうと思います(そろっとって新潟の方言だそうですね)。


タイトルの「必要は発明の母」という言葉。これはイギリスの作家、ジョナサン・スウィフトが自身の作品『ガリヴァー旅行記』で残した言葉です(世界史Bをやったことがある人なら「ああ…あの人か」となると思います)。この言葉の意味はあるものが必要になった時、それを何とか考案しようとするものだ。というものだそうです。いやいや、この言葉とサッカーの間に何の関係があるのか?サッカーにおける数多くの発明の中で今回僕がフォーカスする発明とは何なのか?


結論から言うと僕がこれから言及するサッカーにおける発明とは「サッカー言語」のことです。分かりやすい例を挙げるとすればハーフスペース、5レーンという言葉でしょうか(この言葉について知らないという人はとりあえずそういう言葉があるのだなくらいの感じで受け止めてください)。これらの言葉がなぜ生み出されたのか?それは選手が上手くなるためにこれらの言葉が必要だったからです。イニエスタやシャビなどの超一流のプレイヤーが無意識のうちに行っていたプレーを先述のハーフスペース、5レーンなどの言葉で言語化することによって多くの選手が彼らのプレーを理解し、サッカー選手として1段上のステップへと成長することができます。


この言語化を僕たち東京学芸大学蹴球部に置き換えてみましょう。今シーズンから都リーグで戦うこととなり、1年で関東リーグに復帰するためには選手のレベルアップが必要不可欠です。そのためには自分たちのプレーを分析し、課題を見つけて修正していくことが必要でしょう。このプロセスの中で1番重要なのはやはりプレーの分析です。ここがしっかり行えていないと課題の選択を誤ってしまい、間違ったトレーニングを行なった結果、あまり成長できなかったということになりかねません。ではプレーの分析をちゃんと行うために大切なことは何か?それはプレーをサッカー言語によって言語化することです。例えば「あのFWは試合の最後でスタミナ切れをしてしまう。」という表現ではなく「あのFWは試合において敵DFの裏のスペースを狙うアクションの頻度が試合終盤に下がる、またはそのアクションの質が下がってしまう。」という風に表現すれば良いのです。前者の表現ではただ単純に持久力を強化すればよいという印象になってしまい、とりあえず長距離を走っておくという間違ったトレーニングを行うことに繋がってしまいます。


以上のことからプレーを正しい言語で分析することの重要さが分かると思います(これを行うためには言語の定義付けをしっかり行い、選手全員が共通認識を持っているということも必要ですが)。この正しいプレー分析を行うためにも日頃からサッカーに関する知識を蓄え続けることが重要なのでこれからもサッカーを学ぶという姿勢だけはブレないようにしていけたらなと思います。


あまりブログっぽくない文章で読んでて退屈だったかも知れません。すみません。次回ブログを書く機会があればもう少し面白い文章を書く努力をします…。

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