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Vol.138「原点」1年 長江寅輝

平素より東京学芸大学蹴球部の活動をご支援いただき誠にありがとうございます。


はじめまして。A類社会選修1年の長江寅輝(ともき)と申します。部員ブログは初めての登場なので、簡単に自己紹介をしたいと思います。


出身は愛知県です。アクアJFC春日井 、FCフェルボール愛知、名古屋高校、河合塾千種校を経て、東京学芸大学蹴球部に所属しています。そういえば、もうすぐ国公立2次試験ですね。あれから1年と思うと、時の流れは本当に早いです。受験生に幸あれ!


それでは、本題に入ります。拙い文章ですが、最後までお付き合いください。



東京学芸大学蹴球部にはいくつかの部署があり、私はその中の指導部に所属しています。そして、指導部の活動で、ある小学生年代のクラブの活動に携わっています。コーチのサポートという形ではありますが、そのクラブのご厚意で、実際に選手たちに指導する機会を設けてもらってます。


しかし、教えるというのは本当に難しいことです。当然、指導などやったことなかったので、最初は何をすればいいのかわかりませんでした。1年近くやってみて、やっといくつかわかったことがあります。


まず、プレーを注意深く観察すること。教える人はボールを持ってる選手に限らず、あらゆる所を見て、良かった点、改善点を見つけます。常に視野を広く持たなければいけません。


次に教え方。プレーを正確に言語化し、なおかつシンプルに伝えることが必要です。しかし、これが本当に難しい。自分がサッカーを理解していなければうまく伝えることができません。「simple,quick,to the point」高校の時の監督に指導について聞いたとき、こう教えてもらいました。まさにこれが大事だと身をもって感じてます。


そしてこれらは、なにも指導だけの話ではありません。自分がプレーするときも同じです。プレー中は視野を広く持つ。味方に要求するとき、指示するときは、シンプルに的確に伝える。実は、指導とプレーはリンクしてます。



最後に、もうひとつ。私が指導で関わっている選手たちはどんなときでも、全力で、心から楽しんでサッカーをしています。


今の自分はどうだろうか?毎日全力を尽くしているか?心からサッカーを楽しんでいるか?指導を始めてから、よく自分に問いかけるようになりました。教える立場である私が、サッカーにおいて1番大切なことを彼らから教えてもらっているのかもしれません。




最後までお読みいただきありがとうございました。


今後も東京学芸大学蹴球部へのご支援、ご声援よろしくお願いいたします。



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