Vol.14「『自分のやりたいプレー』と『やらなければいけないプレー』～その先にあるのは～」２年一木立一

　はせくんから指名があったので、今回ブログを担当する2年の一木立一です。

　私は中学、高校と無名の学校出身で、そのおかげで自分の好きなやりたいプレーだけをやらせてもらっていました。しかし、この大学に入って自分より上手い人に何人にも出会い、一緒に練習していくうちにこのままではいつになっても関東リーグには出られないんじゃないかと思うようになってしまいました。このように思ってしまったのは、ポジション争いというものをしてこなかったためであると思います。　

　ですが、幸いにも私には身長が高いという利点があり、監督からポストプレーをやるようにと指示が何度もありました。しかし、最初は自分がやりたいプレーを優先していてばっかりでボールロストしてうまくいかず、監督には「なぜ指示通りやらないのだ」と怒られて、何もできない自分にとても憤りを感じてとても悪循環でした。　そんな時、ゆうじ君に「今は耐えろ。お前なら絶対できるから。まずは監督の指示に従って、出来るようになってきたら自分のやりたいこともできるようになってもっとプレーの幅が広がっていくと思うぞ。」と言われ、何かが吹っ切れました。それからはポストプレーを意識して練習して、練習をやっていく中でなんとか形になってきて、前期の最終節は先発で使ってもらえました。　ここまでだらだらと私のことを書いていますが、何が言いたいかというと、自分がやりたい好きなプレーを優先するのと、要求されているやらなければいけないプレーを優先するのとでは、自分のサッカー人生において大きく変わってくるとということです。自分の好きなプレーをやっていたところで、試合に出られなければなんの意味もない。私はこのことに2年の最初の頃に気づけてよかったと思っています。このことに気づかずに、自分の好きなプレーだけやっていて気がついたらもう4年で関東リーグにも出てないってなったら後悔してもしきれないと思います。サッカーをやっていれば誰でもぶつかる問題であると思います。でもそんな時にいかに素直、謙虚になれるかでこの先が変わると思います。素直、謙虚さは自分にまだまだ足りていない部分でもあるので、そこも突き詰められたらいいなと思っています。　私の夢はプロになることです。残りの2年と半年絶対に妥協したくないので、このブログに夢を書きました。