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Vol.15「対話」4年 林勇太


 平素より大変お世話になっております。

この度部員ブログを担当させていただきます、E類生涯スポーツコース4年の林勇太です。今シーズンの初めに、副将挨拶としてブログを書かせていただいたので、2度目の登場となります。


 今回は、ピッチ外の私を、ほんの一部ですが紹介したいと思います。またしても、長々と書いてしまいました。お付き合いいただければ幸いです。

「内なる言葉」と向き合う。

 

 現在22歳の私は、これまでの22年間の中で様々な人と出会い、多くの人から影響を受けながら人生を歩んできました。家族という最も身近な存在から、一切関わりのない人まで、たくさんの人々の価値観に触れ、刺激を受けながら林勇太という人間を作り上げてきました。その中で感じていることが、「自分らしさ」の重要性です。

 豊かな人生を歩んでいく為には、あらゆる影響を受けながらも、自分自身で多くのことを選択していく必要がある。その為には、私自身が自分自身を理解していなければなりません。


 そこで、私が昔から大事にしていることが、「書く」作業です。

幼い頃から、思ったことやその日の出来事を文章で、あるいはサッカーの星取表・トーナメント表など、頭に浮かぶありとあらゆる物事を紙に書くことが好きでした。その作業は、22歳になった今でも大好きです。

現在は、

①スケジュールや事務連絡等を記入する手帳

②自分のプレーや試合映像等の分析に使うサッカーノート

③身体の感覚やトレーニング・リハビリの記録等に使うフィジカル・コンディショニングノート

④思ったことや感じたこと、勉強になったこと、素直な気持ちを綴るノート


 この4冊を中心に、用途によってノートを選択し、記録を続けています。

記録をする際に大切にしていることは、固く考えすぎずに、頭に浮かんだことを素直に書いていくことです。もちろん、授業で課されるレポート課題や指導案、重要なメール・文書においては、より論理的な考えに基づいた正しい文章が必要となります。

 しかし、このノートはあくまで自分自身と向き合う為のノートです。その時考えたこと、過去を振り返ったこと、未来を想像することによって、頭の中に浮かんだ「内なる言葉」を書き出していく。これにより、自分自身の思考が整理され、ノートの用途によって異なりますが、より深い分析→理解に繋がります。


 自分の頭の中や身体、そして心を理解することで、意義のある生活を創出する。これにより自分らしさを形成し、理解する。そして、一人の人間としての強い芯を持ち、生きていくことが出来るのだと私は思います。

 私はこれまでのサッカーを軸にした生活の中で、ピッチ外における時間を有効に使い、「書く」作業を通して、自分自身と対話し続けています。サッカーが中心ではありますが、日常生活の中で起こる様々な事象も含め、成功を素直に喜び、失敗を真摯に受け止め反省することで、常に明日への活力とし毎日を強く生きてきました。


 「書く」作業には、敢えて抽象的に言うならば”良い”効果がたくさんあると思います。誰しも、自分自身のことを考える機会は必ずあり、その方法も人それぞれです。方法が確立されていない、またはもっと自分を知りたい、という方がいましたら、是非ペンを手にとって紙を机の上に置き、自分自身と対話してみてください。何か、感じるものがあるのではないかと思います。


 ここまで、私のメンタル保持方法のようなものを偉そうに語ってきましたが、、

大学4年となった今年は、自分自身と対話をすればするほど苦しい1年です。笑

1月にシーズンがスタートしてから色んなことがありました。気持ちの面でも大きな変化がありました。ですが、気づけばあと3ヶ月で引退を迎えます。


 先日の、トップチーム草津合宿において行ったチームビルディング活動の中で、一つの宝物を手に入れました。

皆が「書いた」一言ひとことが胸に刺さり、心から感動しました。そして、皆のことがもっと好きになりました。

 このチームでなんとか目標を達成したい。

残された3ヶ月、自分の持てる力をチームの為にすべて注ぎたいと思います。


 次のブログは、3年の永田天晴に書いてもらいます。彼はつい最近、怪我による長期離脱から復活しました。サッカーに対する熱い気持ちや、強いこだわりを持った選手です。私が学芸大蹴球部から離れるまでに、もう一度一緒にプレーしたいという願いを込めて、また心の底にある熱い想いが見られるのを期待したいと思います。



最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

今シーズンも最後までご支援、ご声援のほどよろしくお願いいたします!





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