Vol.30「学芸での一章」3年 深谷陸也
初めまして!3年の深谷陸也です。
上加世田から一緒に帰ると毎回ご飯を奢ると紹介されてましたが、違います。
彼、ご飯食べたい時にしか帰り道話しかけてこないです。全部バレてます。
これから積極的に帰り道に巻き込みます。
では、本題に入らさせていただきます。
大学3年の冬という時期もあって、「どういう生き方をしていこうか」と最近よく考える。
人の言葉であるが、"人生"という"時間の消費"はその人にしか生きられない物語である思う。
どのように時間を消費したかが、物語の内容そのものになっていく。
僕は、自分の物語が他人の人生に何かをもたらせるような生き方に理想を描いている。
例えば、自分の結果に勇気をもらってもらえたり、自分の考えを参考にしてもらえたり、自分の過程を知って「頑張ろう」と思ってもらえたり、自分の姿勢に感動してもらえたり。ということ。
内容の濃さと結末の素晴らしさに比例して、その影響の力・領域は、大きく・広くなっていくと思う。
自分自身の物語を作りあげる先に広がっている影響だからこそ、日々主体性をもって時間を消費していく必要がある。
今は全くもってそんなこと言えた器ではないけど、超凡人レベルな才能こそが僕のもつ影響のポテンシャルだと捉えている。
この考えの対象を集団に拡張する。
僕たちは東京学芸大学蹴球部としての時間を週6日共にし、ここでのサッカーに標準を合わせるべく大学生活の大部分を割いていく。
だから、東京学芸大学蹴球部としての物語が出来ていく。
時間的余裕のある大学生が学生主体で作る大学サッカーでは、各大学の過程と結果が物語化されていて、ここに大学サッカーの魅力と価値の一つがあると思う。
僕ら3年生では、最高学年としてチームを作るにあたって「学芸としてのブランドを確立しよう」とビジョン掲げた。
チーム作りに関する学年ミーティングを重ねていて感じる事は、全員が主体性を持って思考しているということ。
1年間共に消費する時間をブランド化できる可能性に満ちていると思う。
部に関わる全員が、ピッチ内外で"強くなること""魅力あるチームになること"に主体的に思考して行動してほしい。やらされている時間を過ごさないでほしい。そうやって強く、影響力のあるチームは出来上がっていく。
そして学芸での大学サッカーを、全員の人生にとっての素晴らしい一章にしたい。
そんな今季の学芸を是非注目していただきたい。
次回は、圧倒的な気持ち悪さと好感度の低さで学芸を支える守護神・高橋謙太郎です。
普段話を聞いてもらえない彼が何を語るか楽しみです!
最後までお付き合いいただきありがとうございました。
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