Vol.47「Seize the day!」4年 原山海里
- 部員
- 2019年5月18日
- 読了時間: 6分
こんにちは!
福島成から紹介され、今回部員ブログを担当させていただきます、原山海里です。
今シーズンの副将を務めさせていただいております。
日頃より東京学芸大学蹴球部のご支援ご協力をいただき感謝申し上げます。
ブログには新入生紹介や先輩の卒業ダイアリー等で僅かながら登場することがありましたが、執筆するのは人生で初めてです。
長く拙い文章で恐縮ですが、ぜひご拝読ください。
初めに軽く自己紹介をさせていただきます。
出身は埼玉で、中学生まで埼玉の実家で家族と過ごし、高校は本州最北端の豪雪地帯である青森県へ進学することになりました。
そうです。強豪「青森山田高校」へ門を叩くことを決意しました。
母校である青森山田高校は、今年の正月に行われました全国高校サッカー選手権で22年連続の出場ということで、最多連続出場記録を更新されたこと、この場をお借りして心よりお祝い申し上げます。そして、そのような偉大な高校を卒業したことを誇りに思っております。
「青森山田のロングスロー」
この言葉を聞いたことがある人もいると思います。これは私にいつしかつけられた代名詞です。そして私のサッカー人生を語る上で欠かせないものです。この辺については卒業ダイアリーの時にでも書かせていただけたらなと思っております。
今回は、私が昨年の夏から現在に至るまでの半年以上の間、半月板損傷によって長期離脱した際に考えていたことについて記そうと思います。
皆さんはサッカーを楽しんでいますか?
先輩たちが引退し、昨年の冬から新チームが結成され本格的に活動が始まった頃、練習後に監督は毎日のように「今日は楽しめた?」と我々に聞いていました。
怪我が発覚したのは夏でしたが、事情によって11月に手術をしました。怪我によって離脱している私はもちろん練習に参加できるはずもなく、リハビリとして主に歩くこと、できる範囲での体幹トレーニングなど地味なメニューを毎日行うだけでした。
新チームが始動し、天皇杯予選という公式戦も控えていて、副将としてグラウンドに立って引っ張っていけないもどかしさ、4月の関東リーグに間に合わないのではないかという不安など様々な感情がありました。
チームが始動し、天皇杯予選という公式戦も控えていて、副将としてグラウンドに立って引っ張っていけないもどかしさ、4月の関東リーグに間に合わないのではないかという不安など様々な感情がありました。
歩くフォームが綺麗になってきた。身体の動かし方のコツを掴めた。など些細なことではありますが自分自身の中で小さな進歩を楽しんでいました。
「人間のパフォーマンスは心の状態で決まる」
「自分の機嫌は自分で取る」
これは、昨年に参加したセミナーで、あるスポーツ心理学者の先生がおっしゃっていた言葉で心に残ったものです。先生の話を聞き、今までの自分であれば辛く苦しい長期離脱の期間を楽しむことができました。その話のほんの一部分を紹介します。
『フロー理論』という有名な理論があります。
フローとは、圧倒的に集中している状態、その物事に没頭している状態のことを指します。
純粋に楽しんだ結果、いつの間にか時間が過ぎ去っていった。みたいな感覚です。
先生はこのフローをもっと単純に
「機嫌がいい」心の状態をフロー、
「機嫌が悪い」状態をノンフローと
定義付けしています。
人間のパフォーマンスは心の状態で決まる。そのパフォーマンスには2つの構成要素があると言いました。1つは、「何をするのか」要するに行動の「内容」です。これを決定するのは「脳」です。
もう1つ、その行動の「質」を左右するのが「心」の状態です。
機嫌が良いときは、アイデアが閃いたり、楽しんで取り組む事で時間が短く感じたりします。
しかし機嫌が悪いと、集中できなかったり、いつもよりも時間が長く感じたりし、パフォーマンスが下がる。というような経験を皆さんしたことがありますよね?
「だったら、いつでも機嫌を良くしていればいいのでは?」その通りです。
でもそれを行うのが難しいのが人間なのです。気づいた時にはノンフローに陥っていることがほとんどなのです。実際、私自身もノンフロー状態になることも多くありました。
怪我をしてサッカーができない…
大好きな先輩たちと最後まで一緒にプレーできずに引退していってしまう…
ピッチに立ってみんなを鼓舞することができない…
大学サッカーラストイヤー、未だに試合に出場できていない…
このノンフローな状態をフローにするためにはどうすればいいのでしょうか。
環境を変える?この事実に目を背け考えない?気にしない?
食べる、寝るなどで気分転換する?
プラス思考と捉える?
様々な方法がありますが、「自分は不機嫌だな」自分自身が気づいてあげることが大事なのです。
先ほども言いましたが、人間は気づいた時にはノンフローに陥っています。
自分自身の心の状態・感情に気づいてあげてください。
心の状態は誰の目にも見えません。自分の機嫌は自分で取ることでフローにしていくことが大切なのです。
そのために、「過去」「現在」「未来」のうち、「現在」を大切にすることがフローになる為に重要となります。
「怪我でサッカーできなくて悔しいはずなのに、あんなに声を張って応援できるのはすごい」関東リーグの応援をしている私の姿を見て、このようなことを言われたことがあります。
変えることができない過去、後悔にとらわれない。
誰にもわからない未来、焦りや不安に押しつぶされることなく、私は「いま(現在)」どのような状況で何をすべきかを考え、行動した結果が上記のような行動に繋がったと思います。
そして、フローであれば最初に問いかけました「皆さんはサッカーを楽しんでいますか?」の答えは心から「はい」と言えるのかなと思います。
このようなマインドを持った人が増えていけば、チームは自然と良い方向性へと動いていくのではないでしょうか。
私たちにはできるはずです。
関東リーグ所属大学24大学の中で我々の応援は1番であると私は思っています。
なかなか初勝利をあげることができず苦しい状況ですが、あの最高の応援ならピッチに立つ戦士たちを奮い立たせ、勝利へ突き進めるでしょう。
ピッチ上の選手、ベンチメンバー、応援する人、怪我でプレーできない人、マネージャーやトレーナーなど様々な立場の人がいます。
そんな皆さんへ、もうひとつ心に残った言葉を…
「いまを生きろ!」
次は、学生トレーナーの冨永瑛介です。
サッカー以外で一緒にいることが多い彼は、急にボケや一発ギャグなどを連発しまくるクレイジーボーイです。でも彼がいるとその場を明るくしてくれます。
そんな彼は、今シーズンのチームスローガンの発案者であり、トレーナーなのに選手よりも筋肉に愛し愛されている彼が、ピッチ外からチームをどのように見ているのか、何を感じているのか気になるところです。

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