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Vol.51「今生きてサッカーをする幸せ」4年 百瀬慎也

紫志尊々


かっこいいタイトルですね

僕なんかは、ししそんそんと聞くと、アラバスタ編でゾロがMr.1を倒したシーンを思い浮かべます。


あれは名シーンですよね。

倒したあと「礼を言う。俺はまだまだ強くなれる。」なんて言うんです、彼。

戦った相手への敬意、そして戦いの中での成長、そして戦いの中で得た収穫から更なる成長へとつなげる姿勢。どれもサッカーにも通ずる大事なことです。

瀕死寸前のMr.1の「次はダイヤでも斬ろうってのか…?」っていう小ボケに対して、ゾロが「そりゃもったいねーだろ」ってツッコむとこまで含めて大好きなシーンです。

部員の人には今度誇張モノマネでも披露してあげます。


すみません、挨拶が遅れました。

初めまして。

今回ブログを担当させていただきます、生スポ4年の百瀬慎也です。

金ちゃんから太陽へと指名が渡った瞬間、次は俺だなと確信しました。

最近は練習後によく彼らと楽しく遊んでいます。

金ちゃんも太陽も大好きなかわいい後輩です。頑張って書いていこうと思います。


まず、簡単に自己紹介をさせていただきます。

出身は、文化香るアルプスの城下町・長野県松本市です。

なんか歴史的に長野市と仲が悪く、そのためパルセイロ出身の諒也のことをよくいじめています。

小学校から高校まで、松本山雅FCのユースアカデミーでサッカーをしてきました。

生粋の山雅っ子です。

高校卒業後1年浪人して、大学1年生の時は学連として活動をし、大学2年生の頃から選手として部の活動に参加するようになりました。

山雅にいた時のことや、大学2年生からまたサッカーを再開した経緯、僕が大事にしていること等は、卒業ダイアリーに詳しく書きたいと思っているのでここでは省略させていただきます。


前置きが長くなりました、本題に入ります。

前々から部員ブログで何を書こうかある程度決めてました。4年生になって思い始めたこと、自分が大事にしていること、今までの自分のこと、など。


でも、今回は自分が怪我なく、病気なく、生きてサッカーをやれていることがどれだけ幸せなことか、より深く考えさせられるきっかけになる出来事があったのでそれに関することを書いていこうと思います。



2011年8月4日 松田直樹選手が急逝しました。

日本中でニュースになり、当時山雅にいた私も他人事とは言えない状況でした。

前日まで私もサッカーをやっていたグラウンドで松田選手は急性心筋梗塞で倒れ、もうサッカーをすることなくそのままこの世を去って行きました。

2日前はマツさんの8回目の命日です。


日を近くして、

2019年8月3日 我々のキャプテン宮地裕二郎が試合前のアップでアキレス腱を断裂しました。

今シーズン幾度も大きな怪我に悩まされ、また病気による手術も乗り越えた復帰後、今シーズンの関東リーグ初出場の寸前の出来事でした。

チーム状況的にも、彼がピッチに戻ってくる意義というものは非常に大きかっただけに、応援していた我々も動揺は隠せませんでした。



こんなことが急に起きちゃうんです。

どんなにサッカーを愛して、人生の1番多くの時間をサッカーに捧げて、誰よりもケアを重ねても、もう次の日にみんなとボールを蹴ることが叶わなくなってしまうことがあるんです。


そういう運命だったと言えばそれまでですが、こんな残酷なことが起きてしまいます。



僕らが今こうして生きて、怪我をせず、病気もせずサッカーをしている日々は普通のようでいて、本当はそうでないのかもしれません。

だから僕らは本気でサッカーを楽しみ、責任を持って、勝つ喜びを味わうために日々グラウンドへ向かいボールを蹴る幸せを噛みしめる必要があると思います。


2人の人たちのようなことを思うと、僕はもう中途半端なプレーはピッチでできません。

そういうプレーをしている選手にも本気で怒ります。

自分の弱みから目を背け、もっとサッカーを楽しむことができる権利を放棄する選手にもなりません。

ピッチで楽しむことができる僕は、僕たちは、サッカーが誰よりも大好きな彼らのように、もっと大好きになるように日々サッカーに取り組むべきなんです。



もちろんピッチ外でも。

大学でサッカーをしている以上、そこにも部員のみんなにはもっと本気になってほしい。

俺らの応援は大学No.1だし、どこの大学にも負けない自信はあるけど、もっと良くなる。

もっと一つになれるし、そのために自分が不可欠な存在であると一人一人に気づいてもらいたい。


ただ試合の結果が本当に大事な世界。

ピッチ内で結果を残すことが1番大事であるということは念頭に。



これを読んでくれた部員の行動が明日から良い方向にかわってくれたら僕はこのブログを書いたかいがあります。



最後に。

話は戻って裕二郎。

マツさんはもう天国に行ってしまったけど、まだ裕二郎にはピッチに戻ってくるチャンスがある。

アキレス腱断裂だからもう無理?

そんなん知らん

お前は必ず戻ってくる。

だって俺らの、東京学芸大学蹴球部のキャプテンだもん

こんなところでへばってるようじゃキャプテン失格です

もちろん僕らもちょっとくらいはサポートしてやりますよ、ちょっとくらいはね。

裕二郎、最後まで一緒に闘おう。



最後に、って言いましたがあともうひとつ笑

明日は集中応援です。

正直今回の集中応援は相当気合入れてみんなで創り上げてきましたし、僕もピッチ外では過去最高に頑張りました。

オフ返上して活動してくれたり、練習後で疲れてる中でも一緒になって良い集中応援になるように活動してくれたみんな本当にありがとう。

そんなみんなの姿をみて、更にこのチームが好きになりました。

このブログを最後まで読んでくださったみなさんにも是非来場していただき、熱い学芸蹴球部を目にしていただければと思います。

そして一緒に聖地を紫に染め、勝ってビバ踊ってやりましょう。待ってます!!



てな訳でめちゃくちゃ長くなってしまいました。

最後まで読んでくださりありがとうございました。


次は、2年佐藤哲です!

Iリーグ前期の勝利の立役者で、何度もチームを救ってくれました。

百瀬セレクト学芸大蹴球部もし自分が女だったら彼氏にしたい人ランキング第1位の称号を持つ彼の想いを語ってもらいたいと思います。お楽しみに!!



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