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Vol.63「プロフェッショナルを目指して」2年 蛯名航平

こんにちは。

山口耕平から指名を受けました、E類情報教育コース2年の蛯名航平です。


情報科はA類とE類で、2年生から授業が分かれがちですが、今年"も"一緒に履修している授業が多々ありました。仲良しなんですね。

ちなみにおすすめのシャンプーはサクセスボリュームアップタイプです。


選手ブログという場で、選手でない私が登場するのは大変恐縮ではありますが、指名されたため筆を取らせて頂きます。


知らない方がほとんどだと思うため、簡単ながら私の自己紹介をさせていただきます。

出身は青森県、八戸高校になります。よく、42歳?って聞かれますが1999年生まれです。趣味はアイスホッケーです。高校までは3年間、選手として打倒青森山田を掲げ(大会の度に同じトーナメントの山でないことに胸をなで下ろしていたことは伏せておきましょう。)毎日の練習と勉強(週末の山のような課題には日曜夕方の笑点が始まってから取り組んでいたことも隠しておきましょう。)とに勤しんでいました。

ルールの理解が自分の武器になればと思い、初めてサッカー審判員4級を取得したのが小学校6年生。生真面目に毎年更新していたことがきっかけで、高校1年の冬に3級を取得しました。本格的に審判活動を始めたのは大学に入ってからで、当蹴球部の審判部、関東学連の審判エリートコース、東京都協会の割当などを中心に活動しています。

なぜ東京学芸大学を志望したのか、なぜ選手生活に区切りをつけたのかはとても胸を張って言えたものではないのでここでは伏せておきます。



"サッカーは、競技者、審判、指導者にとって、また、観客、ファン、運営者などにとっても 魅力的で、楽しいものでなければならない。"

この文言はサッカー競技規則2019/20のp13に記載されています。

近年の競技規則改正の原理原則ともなっています。


みなさんにとって「エキサイティングなサッカー」のシーンって何でしょうか?

得点が拮抗した試合、何人ものディフェンスを抜き去るドリブル、美しい軌道を描くフリーキック、ラインぎりぎりに滑り込むスライディング、激しいヘディングの競り合い、キーパーのPKストップ、はたまた競技者同士の乱闘かもしれませんし、とにかく例を挙げるときりがありません。


大学サッカーでは、選手はもちろん、審判、トレーナー、指導、運営、応援、広報などなど多くの立場で"プロフェッショナル"を目指し、サッカーをより魅力的にしようと取り組んでいる人が数多くいます。また、その環境もステージが上がれば上がるほど、ほとんどプロチームと変わらないレベルにまで引き上がります。

今まで地方の公立高校サッカー部の一部員でしかなかった自分にとっては目から鱗の光景でした。


大学サッカーに携われたことで、審判という立場でJリーグのピッチ、W杯の決勝を目指す道を発見したように、大学サッカーではサッカーに対して選手だけではない広い視野を得ることができます。サッカーのプロフェッショナルを目指す道はたくさんあり、大学サッカーはそこにとても近い場所であると中高生に伝えたいです。


よく、「なぜ審判なんてやっているの?」と聞かれます。

確かに自分の中でどれだけ良いレフェリングができたと感じていても、誰かしらに不満を持たれ、時にボロボロに文句を言われ、傷つき、ストレスが溜まることも少なくないです。溜まりに溜まったストレスで私の生え際もオフサイドギリギリです。

それでも、間近で選手のエキサイティングなプレーを見ることができ、エキサイティングな試合を作り上げることが出来ることに一塩のやりがいを感じられることと、何よりもリスペクトと感謝が伝わることが私が審判を続けられる理由です。

今後も審判員として世界で活躍する諸先輩方の姿を追いかけ、"プロフェッショナル"により近づけるようトレーニング、講習会等に励んでいきたいと思います。


最後に、部員として、東京学芸大学蹴球部に何を還元することができるのか模索する日々です。

チームが苦しい状況の時に、できることは立場上与えられることは少ないため、一層頭を使うことが求められます。このチームを関東大学1エキサイティングなチームにするために少しでも力添えしていければと思います!


次は同郷青森県出身の4年最上達也君です。

最終学年になった今、彼が何を考えているのか気になるところです!


タラタラと長い文章になりましたが、最後まで読んで頂きありがとうございました。




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