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Vol.83 「醍醐味」3年 大槻茉穂

日頃より多大なるご支援、ご声援を頂き、感謝申し上げます。今回ブログを担当させていただきます、3年マネージャーの大槻茉穂です。


まずは簡単に自己紹介をします。出身は宮城県、学科はA類幼児教育選修です。私は、中高と吹奏楽をしており、サッカーはもちろん、運動とは無縁の生活を送っていました。大学に入学した当初は、体育会系の部活に入ろうとは全く考えておらず、今蹴球部にいるのが不思議なくらいです。

私が蹴球部に入った理由は、「運動苦手だし、マネージャーやろうかな」くらいの軽い気持ちでした。しかし3年間部活をしてきて、入部したときには思ってもいなかった貴重で、かけがえのない経験ができていると感じています。



マネージャーはサッカーをすることはありません。チームの主役でもありません。でも、選手の本気を1番近くで感じ、勝った喜びや負けた悔しさ、部活の楽しさを共に分かち合うことができます。チームの内側で共感することができます。


今年の開幕戦、グラウンドの横で応援の選手が決起集会をし、控え室にいる選手達に届かせるように応援歌を歌っていました。そのとき試合の準備をしていた私は、涙が出そうになりました。「こんなチームにいられて幸せだな」と思ったからです。こんなチームであることがとても嬉しかったのです。


このチームの良さは、温かさ、人柄だと私は思います。そんなチームだからこそ、私はずっと部活を続けているし、最後までみんなと一緒に戦いたいと思っています。



自己紹介でも書いた通り、私はサッカーのことを全くと言って良いほど知りませんでした。今もよくは分かっていません。笑

昨シーズンは、負けや引き分けが多く、勝てないことがこんなにも苦しいのだと知りました。またそのような状況だからこそ、どうしても勝ちたいし、勝ったときの喜びは言葉にできないほどものすごく大きく、嬉しいものでした。

勝利が決まるあの瞬間が、サッカーの、そしてスポーツの醍醐味なのではないかと私は思います。本気で勝ちたいと思っているからこそ、勝利がものすごく嬉しいのです。


私は、蹴球部に入って、サッカーの楽しさを知りました。サッカーができなくても、サッカーの楽しさを知りました。自分ですることだけが楽しいとは限りません。私は運動が苦手なので、マネージャーにならなければ、サッカーの楽しさを感じることはなかったでしょう。

ピッチに立つことはできなくても、一緒に戦うことはできます。それがマネージャーの醍醐味だと思います。



来シーズンは、都リーグでの戦いです。

厳しいシーズンになると思います。

チームの一員として選手と同じ覚悟をもち、マネージャーとしてできることを全うしていきます。


そして、11月23日、みんなで笑って終わりたい。

これが私の願いです。




最後までお読みいただきありがとうございました。


蹴球部に関わる全ての方々、1年間ご支援、ご声援をいただきありがとうございました。

来シーズンもよろしくお願い致します。



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