Vol.89 「俺たちのハピネス」3年 豊田航希
新年あけましておめでとうございます。今年も私と蹴球部をよろしくお願いします。まさか年明け1人目を任されるとは思ってませんでしたが、いつも通りの私を表現できたらと思います。
つい最近のことになりますが、このオフ期間を利用して友達3人とディズニーシーに行きました。(いきなりプライベートの話です)
以前瀧口くんと行った時に彼が言っていたのですが、ディズニーランドに入ると施設周りの外の景色が見事に遮蔽されていて敷地内からは外が何も見えません。日本であって日本でない違う世界に来たかのようです。そのような場であるからこそディズニーランド独特の世界観に私たちは入れるのだと思いました。
そしてその日はいろんなアトラクションに乗れてすごい楽しかったです。また行きたいと思いました。
……
このまま終わってはサッカー関係なさすぎて岩田俊にパントキックされてしまいそうなのでもう少し踏み込みます。
僕たちが行ったその日、1番人気のドリームフライアー号に乗って世界中を旅するアトラクションは210分待ち、ハイタワー三世が盗んできたシリキ・ウトゥンドゥという石像によってホテルが呪われた結果エレベーターが故障するアトラクションは160分待ちでした。地球の真ん中を探検し、火山を急降下する乗り物も150分待ち。そしてあのシンドバットですら15分待ちでした。
僕たちはこれを全て乗りました。この4つを乗るとなると約9時間もただただ長い列に身を任せ時間を消費していたことになります。9時間もあれば絶対ただ立ってるだけより有意義な時間の使い方ありますよね?それに対して、実際の娯楽時間は数十分といったところです。それでも僕たちは待ちました。待つことを選択して待ちました。待った先に待つだけの価値があると信じていたからでしょうか。待ち時間が2時間くらいを超えると、途中何を待ってるのかわからなくなりました。だから、何度も「これ今なんで待ってるんだっけ?」って聞きました。そして乗りました。振り返れば待ち時間はあっという間で、待った分アトラクションはめちゃくちゃ楽しかったんです。あの内山健ですらうぉぉぉおおと声を出していました。楽しさが伝わったと思います。
……
このままで来てまだサッカーの話をしないのかと思った方すいません。そろそろ一木と高井が黒くなってしまう前にこの話をサッカーに置き換えます。
昨年の結果を受け、今年僕たちは関東リーグへの昇格という結果を手に入れるためだけにこの1年間厳しい試練を乗り越えることを心に決めました。そして、残り327日という長い時間をそのために尽くすことを誓いました。それはその先にある大きな結果と喜びを信じているからです。僕たちの時間はいかなる時もサッカーのために捧げます。昨日に学び、今日を生き、明日を考えるのです。きっと単調な生活になるかもしれません。努力にファストパスなんてありません。(うまい!)
一方で時にはさまざまな揺さ振りや壁があるかもしれません。けど僕たちは目標を見失いません。one teamです。そうやって1つずつ石を積んでいく僕たちは、来年の11月23日絶対に喜んでいます。そして振り返ればそれはそれはあっという間にだったわけで、その嬉しい結果に過去の辛かったことなんて全部忘れてるはずです。
きっと今年の僕たちの一年の過程はディズニーシーの待ち時間と一緒です。これを言うがためにだらだらと書き連ねてしまいました申し訳ありません。
この先こんな劇的なハピネスドラマが待ってると思うと今年も一年も楽しみになってきました。僕自身も内に秘めてる野望があります。あえてここでは言いません。そのためにいかなる時も心のコンパスの指示に従いながらラスト一年全力で頑張りたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました!今年も蹴球部をよろしくお願いします!
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