卒業Diary.27 南直志
タイトル「紫の血」
南です。選手4年と指導者2年。
もう6年間もお世話になりました。いろいろありがとうございました。
今、日曜日の18時すぎですが、岩田しゅん、福島、穴田、川島が当日の練習試合の振り返りを研究室でしていました。本来あるべき姿でしょうね。福島なんかは僕が4年の時にベンチ入りしていたわけですから、もっとやれるよ。
それでは早速質問します。
Q1 炭谷コーチが書きたいといって始まったスタッフのダイアリーですがなぜそんなんに真面目で普通のこと書くんですか?面白さはあえてなくしたのですか?
質問、答えます。
Q1 学芸大の6年間で印象に残っている試合、たくさんあると思いますが、その中で1試合選んで印象に残っている理由とともに教えてください!
三年生の後期開幕、神奈川大学戦です。内容、結果ともに良かったからです。
まちゃが点とって勝った試合です。今はみんなの就職をアシストする仕事、頑張ってますよ。
指導者になってからは立教大戦です。一番悔しいからです。今季は毎回思いますが応援はほんとにすごいです。
Q2 好きなサッカーのプロクラブを好きな理由とともに教えてください!
特にないです。自分が関わるクラブや地元のクラブは好きです。
オシムさんのジェフが好きでした。ボールも人も動くから。
Q3 彼女の好きなところを教えてください。死ぬほど惚気てください。
好きなところが100個ぐらいあるところです。
本題です。せっかくですから言いたいことを。
僕には紫の血が流れている。
なんかかっこいいと思いませんか。そうでもないか。具合が悪いわけではないです。
6年間も学芸大学にいて、蹴球部に染まり、紫色の血、流れているんじゃないかって思っています。
良いところもまだまだなところもいっぱい見てきました。
OBや卒業生はよく言います。
学芸大学蹴球部は様々なところからきて、色々なバッググラウンドを持っている人がいて、輝かしい過去の経歴を持っている人もいれば、地区大会や県大会で高校生活を終えている人もいる。
いろんな人がいる。それが学芸大らしさだって。
いろんなところから来て
いろんな人がいて
いろんな考え方があって
そこには様々なバックグラウンドを持った人がいて
みんながみんな魅力的な個性があって
そんなの素敵で素晴らしくてワクワクする。
学芸はその幅が広い事が強みでほんとに個人個人よく考えて行動できる人の集まりだと思います。
だけどみんなバラバラに考えているだけだったらあまりにももったいないよね。
いろんな人が集まるからこそ魅力的ではあるが、故にまとまらないこともある。
オフザピッチでは
「僕はこう思った」
「私はこう思う」で終わる話し合い。
オンザピッチでは
「俺はこのプレーをしたかった」
「でも、俺はこうした方がいいと思う」
まとまらない会話、平行線。
考えてみればそんなことよくあったと思います。
なんでまとまらないのか、それは軸がないから。
それぞれの考えをまとめる判断材料がない。
じゃあその軸はってのは
オフザピッチでは「学芸大蹴球部が良くなること」で
オンザピッチでは「プレーの原則」だろう。
だから、瀧井先生も檜山監督も桐田さんもずっと原則、原則って行っているわけで。
軸があるから判断できるわけで、
軸があるからみんなの眼が揃うわけで。
とにかく学芸大学蹴球部が良くなることが一番です。そこに向けてまとまりましょう。
よくある話で
「自分は今までこうしてきたから」だけで話が終わる。
そんなのはいらない。バックグラウンドを押し付けるな。
上手くいかない時や環境が変わったりすると
「前はこうだったのに」
と思いたくなる。すごくわかる。
「俺たちの時はこうだったのに」
「昔はこうだったのになぁ」
と他の人から言われることもあると思う。それもすごくわかる。
でも関係ない。今は昔ではない。
戻りたきゃ戻ればいいけど今と昔は全然違うぞ。
振り返ることはあるよ。
反省し参考にすれば良いだけ。
囚われることはない。
立ち返るのは過去じゃなくて自分たちの本質に。
この道を行けばどうなるものか、危ぶむなかれ。危ぶめば道はなし。踏み出せばその一足が道となる。迷わず行けよ。行けばわかるさ
個人的に好きです。上の文。
少し立ち止まってもいいから、戻らないで、前に進もう。
全ては学芸大学蹴球部が良い方向へ進むために行動しているわけだ。
ちっぽけなプライドはいらないね。
今、そして未来の東京学芸大学蹴球部を良くするために毎日全力を尽くすんだ。
いつに間にか、紫の血が流れている
きっと、今までの先輩方も紫の血、流れている。
この先の試合で
紫の魂を宿した選手がピッチで躍動し
悔しくも試合に出れなかった選手たちの魂の応援が響き
観客席には紫の血が流れている先輩方や保護者、しんやさんや名古屋の姉さんなどのサポーターで満員
紫に染まった東京学芸大蹴球部、最高でしょ。
そんな景色、今から楽しみで仕方ないです。
東京学芸大学蹴球部に少しでも関わる人みんなは既に
学芸ファミリー
友達の友達は友達制度で
ファミリーのファミリーはファミリーです。いっぱいいます学芸ファミリー
学芸ファミリー全員で学芸大学蹴球部を次へ、また次へと繋いでいきましょう。
これを読んでよしやるぞって思ってくれたら嬉しい。
だけど、意志や決意は意外と脆い、人はすぐ妥協する。
だから、行動だ。
毎日に全力を尽くそう。できるはず、私たちなら。
最後にいつも応援ありがとうございました。
個人コールにいつも応えていなくてすみません。
現役の時から試合前は反応しないようにしていたので申し訳ないです。
でもいつも嬉しかったです。ありがとう。
自分もそうですが、今年でチームを離れる人、みんないつまでも学芸ファミリーです。
みんながそれぞれの場所でまた活躍できると嬉しいですね。
百花繚乱、咲き誇れ。
ありがとうございました。
南直志
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