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卒業DIARY6 「僕とサッカー。」 中村昌平

 平素より大変お世話になっております。今回、四年生ダイアリーを担当します、東北のロサンゼルス、八戸市出身の中村昌平です。



 早速、ガングロ直也くんからの質問に答えていきます。




Q1 公式戦前になるとメンヘラを発揮する中村君ですが、熱中症で1週間帰省した際、何をしていたのですか?今なので何を言っても大丈夫ですよきっと!



まず、メンヘラとはYahoo!で調べたところ、精神が極度に弱く、自律神経がイカれてると書いてました。緊張しやすくて精神は強いほうではないと思ってましたが、メンヘラと言われてることにこの質問で気づきました。

まず、サボりたくて帰省したわけじゃなくて、熱中症で深夜にタクシーで病院行ってからしばらく吐き気や寒気はおさまってもめまいと頭痛がとれませんでした。入院で済んだかもしれませんが、部活に参加できないので地元で療養させていただきました。地元では心配してくれた両親のもとで、家事をやらずに甘えさせてもらい、安静にしてることができました。お医者さんには、熱中症で自律神経がイカれた影響で頭痛とめまいがとまらないに違いないと言われました。やっぱり、メンヘラかもしれません。




Q2 彼女と仲のいい中村君ですが、メンヘラでも彼女と長続きする秘訣を教えてください。



僕が彼女と付き合えてるのは、彼女のおかげです。喧嘩もしますが、ありのままの僕を受け入れてくれるのでいつも感謝してます。僕が大事にしてるのは、ありがとうとごめんなさいはしっかり伝えることですかね。




Q3 3番の中村選手、この写真に一言。



僕はいつも笑顔が大事だと思ってるので、たとえ相手にファールしてしまっても笑顔でいることを忘れないようにしてます。うまいこと、写真におさめられちゃいましたね。(このシーン、全く覚えてません笑)





 後輩から聞きたいという声があったため、僕が東京学芸大学に入った経緯を書いてみたいと思います。ここから、何か感じ取ってもらえたら幸いです。  僕は、実家がお寺のため大学進学は仏教学部がある大学だ!と父から中学生のあたりから言われてました。進路希望調査を高校で毎学期提出しないといけなかったのですが、僕は仏教系の大学に行きたくないので親に内緒で適当に自分のレベルに合う大学名をなんとなく書いて、勝手にハンコを押してました。父は仏教系の大学→修行→実家のお寺に戻ってくるというルートを希望していたそうです。

   仏教系の大学に行く=自分はお寺を継ぐというルートが確立されるので避けてました。当時、僕は実家がお寺だということが本当に嫌でした。先生や近所の人、友達のみんなから、「しょーへいはお寺継ぐから決まってるんだろ。」とよく言われてました。言われすぎたための反発や、将来が決めつけられてることが嫌で、家がお寺じゃなかったらなぁと常に思ってました。家族でも、母は僕の味方で進路でも大学くらい自分が本当に行きたいとこいきなさい、と言ってくれました。  ちょうどその頃、高校のサッカー部のコーチと話して大学でサッカーをやることに魅力を感じてました。中学校から始めて、下手くそでしたが、レベルの高い人とサッカーをしてみたい。もっとサッカーしてたい。上手くなりたい。そして、もともと憧れていた体育教師の免許も取れる国立大学。そんな思いが整ってる環境は東京学芸大学だなと自分は思いました。



 東京学芸大学を目指すと決めてからは、あとは父の説得という大きな壁を乗り越えるだけでした。なんとか、母+僕vs父、観客妹、叔母、祖母の涙ありの闘いの末、東京学芸大学の受験を認めてもらえました。条件は滑り止めで受けるのは仏教系の大学のみ。つまり、いい成績とれたら東京学芸大学、とれなかったら仏教系の大学。死ぬ気で勉強しました。受験期になってから、休み時間もずっと勉強しててクラスで友達と話した記憶はあんまりありません。無事合格して、僕は東京学芸大学に進学して、サッカー部に入りました。

 

 そんなこんなで今の僕がいます。卒業後は、地元に帰り修行にでるつもりです。様々なことを考えた結果、いずれ、お寺を継ぐことになりそうです。大学の四年間だけでも、遠回りできたことでいろんな経験をさせてもらい、濃密な時間を過ごせました。本当は卒業後、修行なんか行かずにやりたいこともたくさんあるし、なりたい職業は心の中に閉まってあります。大人になって、少し色々と考えられるようになった結果の決断です。でも、ただのお坊さんにはなりません。サッカー坊さんになるつもりです。


   こんな僕から、後輩にメッセージを残すとするなら、「可能なら夢に向かって最後まで挑戦してほしい。」それだけです。  サッカー部引退、そして卒業が近くなっている今、本当に東京学芸大学に来て良かったなと思います。ここで出会えた仲間、過ごした時間、あらゆる経験、全てが僕の財産です。大学でサッカーできて、幸せでした。辛い時ももちろんあったけど、自分はサッカーが好きだなと改めて気づけました。 スタッフ、選手、サポーター含めた東京学芸大学蹴球部に携わる全ての方々、学校の友達、先生方、これまでのサッカーで出会えた仲間(特に高校サッカー部の同期、怪我人なしで全員で集まってまたサッカーやろう!)、家族と挙げたらきりがないですが、本当にみなさんのおかげです。ありがとうございます。 また、今後の東京学芸大学蹴球部の発展を願ってます。  最後に次の澤野くんに質問して終わります。 Q1 学年ミーティングのパワポで、文字が必要以上に拡大したり、字がクルクル回り出したりなど、こだわりが強い澤野くん。そんな澤野くんのサッカーにおけるこだわりがあったら教えてください。 Q2 何でミーティングや人前で話す時に、やたらと自分の胸筋を触ってるんですか?みんな気になって、話が入って来ません。 Q3 真面目そうに見えて、実は女の子と関わりが多くて後輩に羨ましがられてる先輩ランキング1位の澤野くん。僕含めて女の子と話すのが苦手な後輩が多いので、コツやアドバイスを教えてください。  最後まで読んでいただきありがとうございます。


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