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Vol.44 「向き合う」3年 岩田光一朗

 かわいい後輩からの「嘘つき光一朗」という紹介文。食堂に入ると後輩達から言われる「小鉢一つ」の声。せめて並んで欲しい。後輩の間で「お財布」と呼ばれている毎日。後輩達は私のことをどのように思っているのでしょうか。最近、後輩専用の学食パスを作ったのは内緒です。


初めまして。


 今回ブログを担当させていただきます、A類保健体育科三年岩田光一朗です。出身高校は駒澤大学高等学校です。仏教の一つである禅宗の教えのもと三年間生活していました。落ち着きがあるとよく言われる所以が、まさに禅宗の教えの影響だと思います。

自己紹介はこのあたりで、つたない文章ですがぜひご拝読ください。

 今回のブログのテーマは「向き合う」です。

小学校4年生の時にサッカーを初め、今も私はサッカーをしています。私の人間的成長とサッカーの関係はいつしか濃いものとなっていきました。サッカーが中心の生活で良い意味でも悪い意味でもサッカーしかしてきませんでした。サッカーしか経験がないとサッカーしか知らないのです。当然のことですが。

 質問です、皆さんはなぜサッカーしているのですか?

好きだから、楽しいからでしょうか。プロになりたいから、チームで試合に出たいからでしょうか。嫌いだからサッカーをしている人はいないと思います。嫌いになることはあったとしても。正解はないし様々な答えがあると思います。このようなことを考えたこともないという人もいると思います。なぜこのように思ってしまったのか高校時代に遡ります。

環境の変化や新しい仲間との出会いは今の自分よりさらに新しい自分を発見できる大きなきっかけとなります。また過去の苦しい経験が今の自分を助けてくれることもあります。私の高校時代は「挫折・失敗・後悔」の三年間でした。自分よりサッカーが上手な人達とのサッカーで毎日が刺激的でどうしたらもっと上手くなれるのか考える日々。二年生の時試合にださせてもらい私の一つの軽率なプレーで先輩90人、保護者や仲間応援してくれている方々のこの代の高校サッカーを終わらせてしまいました。試合後に先輩に胸ぐらをつかまれどつかれましたどつかれました。その年の選手権でも私は先輩たちの力になれずに終わりました。私たちの年になりこの借りを返そうという思いで毎日取り組んでいたつもりでした。甘かったです。自分の代で試合に絡めたのは僅か。力不足を痛感し自分の弱さ欠点と本気で向き合うことをしなかった。いつしか監督の目を気にしながらプレーをし評価されるために認められるためにプレーをし上手くいかず、代が終わりの時にはサッカーへの思い熱量や自信などほとんどなかった。全てにおいて実力不足であること、さらに自分と向き合うことの放棄。そして、私はなぜサッカーをしているのかを考えてしまうようになりました。。大学に進学し、様々な環境下でサッカーをしてきた人達との出会いがありました。先輩達のサッカーに対する取り組み方、心の底からサッカーを楽しんでいる穴田とか、周りの期待に応援してくれている人のためにサッカーをしている人。サッカーに対する熱量の方向が明確でした。熱量の作り方や方向が自分か他人かは関係ないと思います。ただ、自分の中に核となるものを持つことは大事なことです。苦しい時や困難に向き合う時に一つの軸となってくれて判断基準となります。何事にも基本や本質というのがありその上に発展や応用がありますよね。発展や応用が先行すると必ず行き詰まると思います。

 私の軸は、自分がしたいと思うことを大事にするです。簡単に言うと感情で動くということです。

 私は選択を迫られた時やどうしたいか悩んだ時はそれに対して自然と熱量がでてくる方を選択するようにしています。なのでほとんどがとりあえずやってみるという状態になります。

 私達は何事にも自分が行なっていることしていることを間違っていると思いたくない、 理由をつけ安心して正当化し正しい選択をしていると思いたくなるものです。私自身未だにサッカーが好きなのか、サッカーをしている自分が好きなのかわからないです。サッカーをする理由などなんでもいいのです。理由などは後からついてくるものでサッカーをしたいという気持ちを大事にしています。このように思えるようになってからはサッカーが楽しいしそのように感じることができて嬉しいです。多くの先輩や仲間と関わらさせてもらう中で軸や考え方がうまれていきました。とても浅はかな軸かもしれませんが私はこの軸を中心に悩み苦しんみ楽しんでいきたいと思っています。

 次の担当者は四年生の村田雄大君です。大学ラストイヤーに対する熱い気持ちを内に秘めている人です。よろしくお願いします!

ありがとうございました。



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