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Vol.133「決意」1年 真鍋幸祐

初めに、平素より東京学芸大学のご支援やご指導を賜りまして誠にありがとうございます。私たちが当たり前のようにサッカーしている環境は、ご支援、ご指導してくださる皆様のおかげであり、今一度感謝してサッカーに尽力して参りたいと思います。よろしくお願いします。


さて、本題に入る前に軽く自己紹介をしておきます。前回のブログにも書きましたが、うどんだけしか無いと思われがちな香川生まれ、香川育ち、生粋のうどんっ子真鍋幸祐です。高校時代は、今冬の選手権に悲願の初出場を成し遂げた大手前高松で、サッカー三昧の日々を送っていました。

大手前高松の直属の後輩たちが達成した偉業は、何より嬉しかったし、僕たちが卒業時に残した言葉である「前人未踏」の約束を果たしてくれて頼もしかったです。実際に試合を見に行って、後輩たちの本気でサッカーと向き合い最後の1秒まで諦めずに戦い抜く姿に心を動かされました。そして「次は自分の番だぞ!」と思わせてくれました。本当は自分たちに果たせなかった、ずっと目指してた舞台でサッカーをする後輩たちが、羨ましくて仕方が無いはずなのに、そう思わせないプレーをしてた後輩を誇りに思いますし、これからも頑張ってほしいと思います。


しかし、東京学芸大のOBである大手前高松の川上監督、村山コーチにはとても申し訳ない気持ちで一杯です。監督やコーチを始め、東京学芸大の先輩方がずっと繋いできてくださった関東リーグという舞台を、私が関わった最初の1年で都リーグへ降格させてしまいました。チームとしても個人としても、全く結果が出ずチームは気付けば最下位で今年のリーグ戦を終えていました。


今までの中途半端なサッカーへの取り組みが、このような結果を招いてしまったと反省しています。関東リーグのベンチに入ったから満足?練習中、少しいいプレーして満足?トップトップのセットで練習して満足?ほんまに甘かった。甘すぎた。下手くそな自分が一喜一憂している場合じゃなかったのに、目の前の1つの事象でしかないのに。自分の少しの気の緩みでチームに悪い影響を与えていた。「負けても次がある」と、そんな考えで1年間過ごしてきたからこそ、いつまでたっても自分の立ち位置は変わらず、下から抜かされていくばかりなんだと、今さら気づかされました。


でも後悔したって仕方がない。


嘆いたって関東リーグで3年生はもうプレーできない。


それでも3年生はチームのために何ができるか常に考えてる。


2年生もプレーで引っ張ってる。


自分にもできることは必ずある。


チームのために走る。


チームのために自身の能力を上げる。


チームのために声を出す。


チームのために仕事をやり抜く。


全てはチームのために。そして自分のために。



そして私には、大好きな1年生の仲間がいる。


厳しくも、優しく、思いやりのある先輩方がいる。


毎日私たちを叱咤激励してくださる監督がいる。


誰よりも応援してくれている両親がいる。


学校で元気をくれる学科の友達がいる。


地元で応援してくれている友達がいる。



すべての人の想いを背負って東京学芸大学の一員としてサッカーをしている自分がいる。



もう絶対に後悔したくない。

入れ替え戦後に嬉し泣きする仲間たちの顔が見たい。


そのために、日々の練習から、生活から、サッカー以外の部分から、突き詰めていきたい。







絶対昇格しましょう!!








最後まで見てくださってありがとうございました。





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