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Vol.94 「勝利に貢献する事」3年 米倉深雪

こんにちは。3年マネージャーの米倉深雪です。出身は東京都小平市、学科は幼児教育選修です。


東京学芸大学というと小中高の教員養成を想像する人が多いと思いますが、私の所属する’幼教’は保育士や幼稚園教諭を目指す学生が集まっています。


10月には学芸大附属幼稚園の3歳児クラスで実習をさせていただきました。3週間で本当に沢山のことを学び、とても充実した時間を過ごすことができました。そしてなによりも子どもたちが本当に可愛かったです。天使です。

この実習を経て、保育者になりたいと改めて実感することができました。今年はいよいよ就活が始まるので、頑張りたいです。


では、学科の話はこの辺にして本題に入ります。



「マネージャーがチームの勝利に直接貢献することはない」


わたしが1年生のときマネージャーの先輩が言っていました。入部したばかりの私にとっては少しショックな言葉でした。笑


でもこれは事実だと思います。マネージャーがいないチームもありますがそのチームが勝てないなんてことは全くないし、逆にマネージャーがいるからと言って勝てる訳でもありません。

マネージャーは選手のようにプレーすることもなければトレーナーのように専門知識が必要な訳でもない。マネージャーがいなくても、選手が自分たちでボトルやタオルを準備することもできると思います。


でも、そうじゃない方がいいから、マネージャーがいる。


1年生の頃から、マネージャーは「いなくても良いけど、いた方が良い存在」だと思っています。「いなくても良いけど」と言うと少しネガティブな表現に聞こえるかもしれませんが私はそうは思っていなくて、近くでみんながサッカーをしている姿を見るのはすごく楽しいし学芸蹴球部のマネージャーであることを誇りに思っています。


勝利に貢献できない、絶対にいなければならない役割ではない、ということはわかった上で、その中でも少しでも選手の役に立てるようにとこれまでやってきました。


でも昨シーズンの関東リーグ第21節立教大学戦、勝利に貢献できないことは自分の欠点だと、初めて思いました。


その試合で私はベンチに入っていました。

残り5分、あと1点取らなければ降格。

周りを見ると、ピッチに届くよう声を出して応援する部員たち、選手を導いてきたコーチングスタッフ、ベンチから声を出すサブのメンバー、そしてピッチで戦う選手たちがいました。

それに対して私は、必死に戦う選手を見ながら勝てるようただ祈っているだけ。近くにいるのに何もできない無力さを痛いほど感じました。本当に悔しくて、情けないと思ってしまった。


だから今シーズンは、私たちのサポートが勝利に影響するくらい頑張りたい。絶対にこのチームで関東リーグに復帰したいです。


最後に、

ここまで楽しくマネージャーを続けてこられたのは確実に蹴球部のみんなのおかげです。

毎日サッカーのことを考えて頑張っている選手は本当に凄いと思います。尊敬しています。いつもありがとうございます。


そんな選手たちの努力が報われて、2020年11月23日、笑顔でシーズンを終えることができたら嬉しいです。


最後までお読みいただきありがとうございました。今シーズンも東京学芸大学蹴球部の応援を宜しくお願い致します。




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